娘をバットで殴られて

2017年5月24日,神戸市松原児童館で小2男児が職員を背後からバットで殴る事件が起きました。その職員は私の娘です。苦しむ日々が続いています。事件について考えたあれこれを記しています。私の名前は,久保田昌加(仮名)です。

神戸市のなぜ?

4回目の「5月24日」

2017年5月24日午後4時の神戸市・松原児童館前,娘が小2男児にバットで殴られました。それから3年経ちましたが,被害者が置かれている状況は何も変わっていません。この1年もまた,事件の事実が語られないまま時間だけが過ぎ,歯がゆい思いはそのままで…

事件を「誤解」で済ませようとしているのか

5月は娘が事件に遭った月です。疑問がそのままの3年目でした。私たち親娘が事件に疑問を持ったのは,児童館の事件対応に疑問を感じたことから始まります。暴力事件なのに警察が知らなかったり,頭をバットで殴られた人がいるのに救急車が呼ばれなかったり…

「公」が歪んできているのではないか

このブログには不相応な大きな話かもしれませんが,気になっている話です。 今月18日,首相と官僚の関係を物語る森友学園を巡る公文書改ざん問題に関連し,自殺した職員の妻が国と改ざんを指示した佐川元国税庁長官を提訴した件です。提訴に合わせて自殺した…

教育長はこの回答案を読んだのか

前回,娘の事件に対する神戸市教委からの要望書回答に対する疑問の一つを記しましたが(『校長先生の報告はガセネタにされたのか』),メインの疑問を記しておきます。 神戸市教委への要望書の提出は,加害児童が通う小学校長への面会を希望するものでした。…

校長先生の報告はガセネタにされたのか

前回・前々回と,加害児童への措置(『改めて加害児童への対応を振り返る』)や彼が通う小学校の対応(『娘の事件,加害児童の小学校はどう受け止めた』)について書きましたが,神戸市教委との関係を語る前に,もう一つ記しておくことがあります。 娘は,事…

改めて加害児童への対応を振り返る

前回,神戸市教育委員会に触れる前提として,加害児童が属する小学校の対応に触れましたが(『娘の事件,加害児童の小学校はどう受け止めた』),合わせて事件後,加害児童をどのように対処したのかについても改めて整理しておきます。 事件は2017年5月24日午…

娘の事件,加害児童の小学校はどう受け止めた

先月上旬,「神戸市教委係長が自殺か」とする報道がありました。この係長は昨年4月に市長部局から出向して教育委員の会議を担当し,昨秋の東須磨小学校教員間暴力事件発覚後は,会議の開催頻度が増えたとの記述もありました。いずれにしても,自殺者が出る…

神戸市,今度は児童相談所ですか

これも今月報道された話から始めます。今月10日の午前3時ごろ,と言いますから真夜中になりますが,神戸市の児童相談所である「こども家庭センター」に助けを求めに来た小学6年の女児を当直者が追い返していたことが,19日になって報道されました。 娘がバ…

「発達障害だから暴力」の不見識

昨年末の12月23日,東京・池袋のマクドナルドに並んだ行列で,23歳の専門学校生の男が2歳男児の腹を蹴るという事件報道がありました。私がこの事件に注目したのは,男について「発達障害を患っている」との話が出ていたことにあります。娘の事件でも加害児…

この1年も疑問はそのまま

平成の最終年・令和の最初年が間もなく終わります。娘の事件にとってのこの年をポイントを記しておきます。 このブログをこれまでご覧になっている方にはわかると思いますが,事件に関して私がずっとこだわっているのは「事件の真実が語られていない」という…

家庭での暴力がもたらすもの

前回,虐待の事件報道で考えたことを記しました。その後も虐待に関連する報道が続いていますので,気になったところを少し記しておきます。 相次ぐ児童虐待事件の整理の中で,DV(ドメスティックバイオレンス)が密接に関連していることがわかってきている…

神戸市教委と学校の関係は

前2回で取り上げた教師間いじめの事件。コトが大きい分,世間の関心も高く,報道も続いています。それらの報道を目にしていると,やはり気になることもありますので,本意ではありませんが今回も取り上げます。 10月に入って間もなく露見したこの事件は,10…

教員間いじめ,子供間いじめ

神戸市立東須磨小学校での教員間いじめ事件,あえて事件と記します。報道当初の私の意見は前回記しましたが(’19/10/10『教師間いじめ,学校の行為は隠蔽です』),その後も今日まで,次々と新しい情報が報道される状態が続いていますし,単に学校で起きた事…

教員間いじめ,学校の行為は隠蔽です

神戸市は子供の周辺に関する事件が本当に多いなぁ,という印象を持っています。娘がバットで殴られてからずっと神戸市の子供絡みの事件は注目してきたつもりですが,今度は子供を教え導く立場にある教員のいじめです。子供たちのいじめが社会問題化している…

隠そうとするから疑問が膨らむ

娘は子供と関わる仕事をしたいと勉強を続けてきて,その対象から暴力を受けるという事件に遭遇し,身体的のみならず精神的にも大きな荷物を負わされながら,子供と関わる自分の未来を考え続けてきました。そのため,事件の実態を語りながら,教育・学童保育…

共有された情報は事実なのか

2018年6月26日,神戸市会本会議で小林るみ子議員が事件に関する質問をしました。答弁に立った寺崎副市長は,被害者に対して「心からお見舞いを申し上げる次第」との言葉もありましたが,見舞いの言葉は被害者に直接会って伝えてから公表,の順番で行うべき…

事実解明を選ばなかった神戸市

2018年3月と6月の文教こども委員会は,神戸市幹部の事件に対する考え方を聞く機会となりました。両委員会での答弁からうかがわれる事件に対する姿勢は基本的には変わりませんが,内容的には微妙な違いも現れます。それは両委員会の間に事件対応について話…

2018年6月再びの文教こども委員会

2018年3月22日の神戸市会の常任委員会・文教こども委員会で,小林るみ子議員に質問していただいたことで議会という公の場で,神戸市としての見解を確認することが確認できました(’19/08/23『2018年3月22日神戸市会・文教こども委員会』)。この答弁に立っ…

2018年3月神戸市会・文教こども委員会

被害届提出から記者会見までの時期については,神戸市の現場担当であるこども青少年課を主体にしたものと私は考えており,この期間を「第2期」と呼んできましたが,この状況が少し変わる機会が訪れます。2018年3月22日の神戸市会の常任委員会・文教こども…

神戸市の業務姿勢を「タコツボ仕事」と呼ぶ理由

前回,私が「第2期」と呼ぶ被害届提出から記者会見までの,神戸市の仕事振りについて記しましたが(’19/08/12『影に隠れ,視野の広い判断はできない』),中でも彼らの情報との接し方について「タコツボ仕事」と書いたこともありますので(’18/10/18『神戸…

影に隠れ,視野の広い判断はできない

私は,事件以後これまでの期間を3期に分けて考えています。1期は事件発生から被害届が提出される以前まで。2期は被害届提出から記者会見まで。3期は2018年3月の議会から現在までです。1期については(’19/08/04『記録で確認できる隠蔽・矮小化』)で核…

神戸の児童館でまた,それ暴力

今週,神戸市の児童館に関する事件報道がありました。兵庫区の児童館で5月,小2の女児が同じ小学校に通う小1~小3男児に,児童館の廊下で「殺すぞ」などと脅かされて服の一部を脱ぐよう迫られたり,目隠しをされて数人に体を触られたりするなどの被害を…

本当に再発防止策を考えたんだろうか

私がこうして事件にこだわるブログを続けるのは,被害者が現場で見たことが事実として認められておらず,それゆえに有効な再発防止策も立てられていないと考えるからです。再発防止策について神戸市は,これまで職員数のことしか触れていません。 そこで,昨…

記録で確認できる隠蔽・矮小化

これまでの経過を考えると,事件の隠蔽・矮小化の件は小さくないし(’19/06/19『やはり事件は隠蔽から動き始めたのではないか』& ’18/11/09『事態は矮小化されている』),もう少し丁寧に説明したいので,手持ち資料で再確認します。 事件の隠蔽・矮小化が…

「指定管理者」という隠れ蓑

私たちの質問に対する神戸市からの回答の分かりにくさについて書いてきましたが(’19/07/14『問いと答えがかみ合わない!』),もう一つ分かりにくくさせている要因が「指定管理者」の多用です。3月の回答を踏まえて,もう一度整理しておきます。 昨年6月…

質問と回答がズレる時,ズレる場

前回,私たちからの質問に対する神戸市の回答がかみ合わない話を載せました(’19/07/14『問いと答えがかみ合わない!』)。その思いを引きずっていたら,全国を賑わす騒動の中で,同じ様に感じられる報道に接しました。今,全国的に関心を呼んでいる吉本興行…

問いと答えがかみ合わない!

神戸市の文章作法 事件以来,数々の疑問を抱えたまま過ごす中で,昨年5月に神戸市長宛に質問状を出し,翌6月に回答をもらいました。しかし,読むほどに不快な思いが募る回答で,疑問は増幅するばかりでした(’18/10/18『神戸市 被害者の取扱い方』)。そこ…

神戸市,今もって「事故」にこだわる

「事件」か「事故」かの話です。このことについては,これまでも触れてきました(’18/10/22『事件なのか事故なのか』)。なぜまた取り上げるかというと,3月の質問・回答のやり取りでも神戸市の回答には,「事故」の文字が散見したからです。 まず,事件と…

隠蔽がもたらした影響を市教委にみる

事件に対する初期の対応が,児童館指定管理者による隠蔽工作によってねじ曲げられた方向で始まっていることを前回記し(’19/06/19『やはり事件は隠蔽から動き始めたのではないか』)、「隠蔽というレンズを通し,残されているパーツを改めて見直していくこと…

やはり事件は隠蔽から動き始めたのではないか

前回の救急車が呼ばれなかった理由を考えていくと,隠蔽が浮かび上がってくることを書きました(’19/05/31『救急車を呼ばない理由=隠蔽』)。そのとらえ方を踏まえ,改めて娘の事件に重ね合わせて考えると,やはり事件そのものが隠蔽によってねじ曲げられた…