娘をバットで殴られて

2017年5月24日,神戸市松原児童館で小2男児が職員を背後からバットで殴る事件が起きました。その職員は私の娘です。事件についてのあれこれ,世に伝えられる暴力などについて考えたあれこれを記しています。4の付く日に更新しています。私の名前は,久保田昌加(仮名)。

神戸市のなぜ?

教員間いじめ,学校の行為は隠蔽です

神戸市は子供の周辺に関する事件が本当に多いなぁ,という印象を持っています。娘がバットで殴られてからずっと神戸市の子供絡みの事件は注目してきたつもりですが,今度は子供を教え導く立場にある教員のいじめです。子供たちのいじめが社会問題化している…

隠そうとするから疑問が膨らむ

娘は子供と関わる仕事をしたいと勉強を続けてきて,その対象から暴力を受けるという事件に遭遇し,身体的のみならず精神的にも大きな荷物を負わされながら,子供と関わる自分の未来を考え続けてきました。そのため,事件の実態を語りながら,教育・学童保育…

共有された情報は事実なのか

2018年6月26日,神戸市会本会議で小林るみ子議員が事件に関する質問をしました。答弁に立った寺崎副市長は,被害者に対して「心からお見舞いを申し上げる次第」との言葉もありましたが,見舞いの言葉は被害者に直接会って伝えてから公表,の順番で行うべき…

事実解明を選ばなかった神戸市

2018年3月と6月の文教こども委員会は,神戸市幹部の事件に対する考え方を聞く機会となりました。両委員会での答弁からうかがわれる事件に対する姿勢は基本的には変わりませんが,内容的には微妙な違いも現れます。それは両委員会の間に事件対応について話…

2018年6月再びの文教こども委員会

2018年3月22日の神戸市会の常任委員会・文教こども委員会で,小林るみ子議員に質問していただいたことで議会という公の場で,神戸市としての見解を確認することが確認できました(’19/08/23『2018年3月22日神戸市会・文教こども委員会』)。この答弁に立っ…

2018年3月神戸市会・文教こども委員会

被害届提出から記者会見までの時期については,神戸市の現場担当であるこども青少年課を主体にしたものと私は考えており,この期間を「第2期」と呼んできましたが,この状況が少し変わる機会が訪れます。2018年3月22日の神戸市会の常任委員会・文教こども…

神戸市の業務姿勢を「タコツボ仕事」と呼ぶ理由

前回,私が「第2期」と呼ぶ被害届提出から記者会見までの,神戸市の仕事振りについて記しましたが(’19/08/12『影に隠れ,視野の広い判断はできない』),中でも彼らの情報との接し方について「タコツボ仕事」と書いたこともありますので(’18/10/18『神戸…

影に隠れ,視野の広い判断はできない

私は,事件以後これまでの期間を3期に分けて考えています。1期は事件発生から被害届が提出される以前まで。2期は被害届提出から記者会見まで。3期は2018年3月の議会から現在までです。1期については(’19/08/04『記録で確認できる隠蔽・矮小化』)で核…

神戸の児童館でまた,それ暴力

今週,神戸市の児童館に関する事件報道がありました。兵庫区の児童館で5月,小2の女児が同じ小学校に通う小1~小3男児に,児童館の廊下で「殺すぞ」などと脅かされて服の一部を脱ぐよう迫られたり,目隠しをされて数人に体を触られたりするなどの被害を…

本当に再発防止策を考えたんだろうか

私がこうして事件にこだわるブログを続けるのは,被害者が現場で見たことが事実として認められておらず,それゆえに有効な再発防止策も立てられていないと考えるからです。再発防止策について神戸市は,これまで職員数のことしか触れていません。 そこで,昨…

記録で確認できる隠蔽・矮小化

これまでの経過を考えると,事件の隠蔽・矮小化の件は小さくないし(’19/06/19『やはり事件は隠蔽から動き始めたのではないか』& ’18/11/09『事態は矮小化されている』),もう少し丁寧に説明したいので,手持ち資料で再確認します。 事件の隠蔽・矮小化が…

「指定管理者」という隠れ蓑

私たちの質問に対する神戸市からの回答の分かりにくさについて書いてきましたが(’19/07/14『問いと答えがかみ合わない!』),もう一つ分かりにくくさせている要因が「指定管理者」の多用です。3月の回答を踏まえて,もう一度整理しておきます。 昨年6月…

質問と回答がズレる時,ズレる場

前回,私たちからの質問に対する神戸市の回答がかみ合わない話を載せました(’19/07/14『問いと答えがかみ合わない!』)。その思いを引きずっていたら,全国を賑わす騒動の中で,同じ様に感じられる報道に接しました。今,全国的に関心を呼んでいる吉本興行…

問いと答えがかみ合わない!

神戸市の文章作法 事件以来,数々の疑問を抱えたまま過ごす中で,昨年5月に神戸市長宛に質問状を出し,翌6月に回答をもらいました。しかし,読むほどに不快な思いが募る回答で,疑問は増幅するばかりでした(’18/10/18『神戸市 被害者の取扱い方』)。そこ…

神戸市,今もって「事故」にこだわる

「事件」か「事故」かの話です。このことについては,これまでも触れてきました(’18/10/22『事件なのか事故なのか』)。なぜまた取り上げるかというと,3月の質問・回答のやり取りでも神戸市の回答には,「事故」の文字が散見したからです。 まず,事件と…

隠蔽がもたらした影響を市教委にみる

事件に対する初期の対応が,児童館指定管理者による隠蔽工作によってねじ曲げられた方向で始まっていることを前回記し(’19/06/19『やはり事件は隠蔽から動き始めたのではないか』)、「隠蔽というレンズを通し,残されているパーツを改めて見直していくこと…

やはり事件は隠蔽から動き始めたのではないか

前回の救急車が呼ばれなかった理由を考えていくと,隠蔽が浮かび上がってくることを書きました(’19/05/31『救急車を呼ばない理由=隠蔽』)。そのとらえ方を踏まえ,改めて娘の事件に重ね合わせて考えると,やはり事件そのものが隠蔽によってねじ曲げられた…

救急車を呼ばない理由=隠蔽

娘の事件を考える上で,最初から大きな疑問の渦中にあるのが,救急車が呼ばれなかったことです。この問題を考えるうえで参考となる事件がありました。今月書類送検の報道があった近大生一気飲み死亡事件です。 事件の経過について,簡単に触れておきます。20…

謝罪,暴力と向き合う姿勢

尼崎高校バレーボール部の事件を考える 2nd 前回,尼崎高校バレーボール部での体罰・隠蔽に関する意見を書きましたが(’19/05/19『暴力・救急車呼ばず・隠蔽・・・また?』),早い進展がみられたので,引き続きこの事件に触れておきたいと思います。 尼崎市…

暴力・救急車呼ばず・隠蔽・・・また?

尼崎高校バレーボール部の事件を考える いじめや体罰など学校での暴力に関する報道が少なくありませんが,随分と古典的な事件が出てきたなぁと思いました。尼崎高校バレーボール部の事件です。この事件,私ども親子にとっては既視感を覚えるような光景があり…

被害者の窮状にどう向き合った?

被害者である娘は,事件以降,通院と療養のため仕事に就くことができなくなりました。これに対する雇用者である指定管理者からの生活支援は一切ありませんでした(’18/10/15『見舞金も出さないんだ』)。そうしたこともあり,前回の質問に入れたものの不足な…

言い訳のあとは疑問符回答ですか

事件後半年以上も経過した平成29年12月,事件が初めて報道されることになりましたが,その報道内容は被害者に取材したものでした。それまで一度も被害者に会わず指定管理者の情報に依存していた神戸市は,自らの不手際が書かれることを懸念したのか,急遽記者…

少年法,本当に考えた?

バットで故意に人を殴るという,明らかに法に触れる行為を行った児童が,少年法にもとづく保護をされることもなく,児童館の退所手続だけで関係者の視界から放り出されます。彼が保護されるのは,被害者が被害届を提出して,警察による調査で行動が確認され…

プライバシー? 聞いてないけど

神戸市は,事件に関連する問いかけに対し,「プライバシー」という言葉を使うことがままありました。関連する質問・回答から,この言葉について整理しておきます。 [タイトル]加害児童に対する関心について[質問] これも記者会見用に作成した資料に関連…

「特段の理由」があるから言葉が変わるんです!

事件後半年以上も経過した平成29年12月19日,事件が初めて報道されました。このため神戸市は急遽記者会見を行います。その際の資料を情報公開で入手しましたが(’18/10/10『神戸市や指定管理者が考えた事件現場』),そこに被害者が許容できない文言や疑問が…

バットの硬さが影響する話なの?

事件の凶器となったバットについて,神戸市と指定管理者は,これまでバットが「軟らかい」ことを強調してきました。そのことに対する疑問です。[質問] 前回質問に対する回答の中で、「あたかも競技用バットで殴ったととられかねない報道があり、説明会見を…

検証って,そんなもの?

救急車を呼ばなかったことも含め,指定管理者の事件現場対応には多くの疑問が残されている,との考えからのやりとりです。 [タイトル]指定管理者の事件現場での対応について[質問] 指定管理者が作成し、平成29年7月に被害者へ送付された資料には「グラ…

回答,前回のコピーはないだろう!

3月に神戸市と行ったやり取りのうち,今回は事件発生直後,指定管理者が救急車を呼ばなかったことに関連するやりとりです。[タイトル]事件直後の被害者への措置について[質問] 昨年5月に提出した質問状(以下「前回質問」と記す)の同タイトルに関連し…

神戸市が回答,やっぱりアイツら!

3月上旬に,娘と私が神戸市役所に赴いて提出した質問状(’19/03/15『質問状,出してきました』)の回答が3月末日に来ました。それからじっくりと中身を整理してきました。質問・回答については,次回以降,子細に掲載していきたいと思います。 前回の回答…

再び,アイドル暴行事件を考える

今年1月に報道されたAKB48の姉妹グループで,新潟市を拠点に活動するNGT48のメンバー山口真帆さんが暴行された事件について,娘の事件と共通するものがあることを以前記しました(’19/01/18『アイドル暴行事件で考えた』)。3月下旬になってこの事件…