娘をバットで殴られて

2017年5月24日,神戸市松原児童館で小2男児が職員を背後からバットで殴る事件が起きました。その職員は私の娘です。事件についてのあれこれ,世に伝えられる暴力などについて考えたあれこれを記しています。私の名前は,久保田昌加(仮名)。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

指定管理者はノウシントウを知らなかっただけなのか

娘の症状の中でも重いノウシントウについて,事件直後から関係者が触れてこなかったことへの疑問を前回記しました(’19/09/22『ノウシントウ,知っていますか?』)。このことについて,被害者と指定管理者との関わり方を振り返りながら,具体的に記しておき…

ノウシントウ,知っていますか?

娘は現在,複数の病院に通院して診察・治療を受けており,中でも脳震盪(のうしんとう。「脳振盪」とも。以後はカタカナで)の専門医の診療を得るようになってから,冷静に自分の体を考えられるようになり,中心的で重要な診療になっています。しかし,事件…

隠そうとするから疑問が膨らむ

娘は子供と関わる仕事をしたいと勉強を続けてきて,その対象から暴力を受けるという事件に遭遇し,身体的のみならず精神的にも大きな荷物を負わされながら,子供と関わる自分の未来を考え続けてきました。そのため,事件の実態を語りながら,教育・学童保育…

共有された情報は事実なのか

2018年6月26日,神戸市会本会議で小林るみ子議員が事件に関する質問をしました。答弁に立った寺崎副市長は,被害者に対して「心からお見舞いを申し上げる次第」との言葉もありましたが,見舞いの言葉は被害者に直接会って伝えてから公表,の順番で行うべき…

事実解明を選ばなかった神戸市

2018年3月と6月の文教こども委員会は,神戸市幹部の事件に対する考え方を聞く機会となりました。両委員会での答弁からうかがわれる事件に対する姿勢は基本的には変わりませんが,内容的には微妙な違いも現れます。それは両委員会の間に事件対応について話…