2022-01-01から1年間の記事一覧
またぞろ,呼ぶべき救急車を呼ばなかった愚か者たちに関する報道がありました。この事件を少し考えてみます。 今月初め名古屋市内の小学校で,5年男児が顔面を強打して顔の骨を折る大けがをしました。休み時間に教室で友人をおんぶして遊んでいて転び,顔を…
このブログでは何度か「いじめ」について取り上げてきていますが,それらは子供が関わる形で事件化し,報道されたものをもとに書いたものでした。しかし実際の子供間におけるいじめも,子供が自然といじめる行動を取るのではなく,何らかの形で大人の行動か…
このブログでは,身近な場所で起きている暴力について,時々の事件などに関連させたりしながら記してきています。身近な暴力と書きましたが,定義的にはあいまいなので,読んでいただいている方とはとらえ方が違うかもしれません。最近の記述ではスポーツ系…
救急車を呼ばないことによる悲劇がまた起きました。私が娘の事件に対して最初の疑問を持ったのは,頭を殴られて倒れた娘に対して救急車が呼ばれなかったこと,そして事件のことに平然と言い訳を並べ立てる関係者たちの姿勢に対するものからでした。以来,救…
娘が小学生にバットで殴られてから5回目の事件日です。娘は事件翌日に帰郷し,そのまま入院しました。事件後に受診した医師に入院を指示されたようですが,神戸での入院に不安を覚えての帰郷でした。娘は「児童館で子供に,いきなり背後からバットで頭を殴…
前回掲載した熊本秀岳館高校サッカー部での暴力事件を。取り上げた時期が最初の報道の3日後と早かったのですが,今もメディアでの取り上げが続いている状況なので,便乗してもう一度書きます。 最初の報道は,30代男性コーチによる3年生部員に対する暴力行…
またスポーツの現場での暴力が報じられました。最初の報道が4月21日だったので,これからまだまだ報道で取り上げられる機会が続くのでは,と思います。スポーツの,それも高校という教育の場での暴力ですので,少なからぬ課題を抱えた事件と私は受け止めま…
このブログでは,娘の事件に関連して少年が関係する事件についても時々触れています。そうした目線を持って報道を見ていると,いじめ関連の事件に気付くことが少なくないように思います。いじめ問題は,他人との関わり方の難しさが子供時代から始まることを…
私は映画が好きで,よく見に行く方だと思っています。米アカデミー賞で久々に話題となった日本映画「ドライブ・マイ・カー」も先月に見ていたので,国際長編映画賞の受賞は嬉しく受け止めています。アクションなどない静かな3時間ほどの作品でしたが,時間…
前回,労災の判断に関する疑問を記しました。「労働者災害保険審査官決定書」を読み込む中で気付いたことです。その中の一つとして「災害発生状況」の記載内容,同僚と上司の証言の違いにも触れました。子細については,『やはり「うずくまる」は作為だった…
昨秋から娘の診療に関連する労災の判断に対する疑問を綴ってきましたが,経過もあるので一度整理しておきたいと思います。基本的に私は,これまで綴じ込んでおいた娘の事件資料を見返しながら文章を綴っています。労災に関しては労基署が作成した資料から作…
北京五輪が終わったと思ったらウクライナ侵攻。平和から戦争へ。平和のもろさを思います。ひっ迫する不穏な状況の報道は年明けからあったようですし,1年以上前から計画されていた侵攻という報道もありましたが,五輪に浮かれていたので不意に感じました。…
昨秋より,娘の事件に対する労基の判断に対する疑問を折々つづってきましたが,今回もそれに続きます。これらの疑問は,娘に送られた労災に関する「決定書」の写しを見ながら拾っていますが,この中にはこれまで診療を受けてきた病院で作成した資料から作成…
前回,事件2時間後に受診した最初の脳外科の対応に伴う疑問に記しました。労基署ではこの病院と,この病院から紹介されて当日夜と翌日の2回の聴覚障害を診察した病院との2カ所しか労災の対象としないと決定しました。もちろん私は納得できないのですが,…
娘は,事件当日の脳外科・耳鼻科から始まって整形外科・神経科・精神科も受診し,その後やっと脳損傷専門医にたどり着き,現在も治療を続けています。専門医のアドバイスで,身体各所の痛みとの関連性についても冷静に受け止めるようになりました。しかし,…
前回,年が替わることもあり正月は1回休みますと告知しましたが,いざ替わったら使い続けているPCに不具合が発生してしまい,2回も休む羽目になってしまいました。年初から申し訳ありません。これまで160回ほどブログを更新してきましたが,改めてこれま…