娘をバットで殴られて

2017年5月24日,神戸市松原児童館で小2男児が職員を背後からバットで殴る事件が起きました。その職員は私の娘です。事件についてのあれこれ,世に伝えられる暴力などについて考えたあれこれを記しています。私の名前は,久保田昌加(仮名)。

2018-01-01から1年間の記事一覧

呼ばれなかった救急車

平成29年5月24日午後4時の神戸市内の児童館。私の娘は背後から小2男子児童にバットで頭部を殴打され,その場に卒倒します。しかし,その場に救急車が呼ばれることはありませんでした。一般的には,頭部外傷を受けて倒れた人間に対して,救急車が呼ばれる…

児童館が作成した資料(3)

児童館指定管理者が作成した経過資料への疑問について続けます。 「野球遊び」の真実 資料5月25日,事件翌日のところに,「K先生より公園では野球をしない(野球は小学校のみで実施)ことを言われ、不満に思っていた児童もいた」とあります。しかし娘は,…

児童館が作成した資料(2)

児童館指定管理者が作成した経過資料への疑問について続けます。 娘の印象をおとしめようとする記載 娘が帰郷した5月25日の部分の末尾に,「何度かK先生へ連絡をいれるがつながらず」との記載があります。娘は帰郷に際しては指定管理者の事業所で施設長や主…

児童館が作成した資料(1)

事件から1カ月経過して,娘と私は指定管理者の事務所を訪問します。その面談の中で,時系列の資料を作っている旨の話がありました。その後7月6日,指定管理者から電話があり,児童館長が作成した資料があるので送りたいとの話で,それを了承したところ,1…

被害者である娘の症状

娘の現在の症状についても記しておきます。 現在の主たる症状としては、「突発性難聴」と「バレリュー症候群」があげられます。右耳の突発性難聴については、聴力が固定され、回復することはないと診断されましたので,補聴器を使用しています。「バレリュー…

 考えられる事件の要因

児童館バット殴打事件の現場② 娘の証言からこの事件現場を整理すると,次のような課題が残されたと感じています。 ①加害児童の素行 加害児童は,普段から問題行動が多く,他者を意図的に傷付ける行動や,「人を殺してみたい」というような言動を見せていたよ…

娘が見た事件現場

児童館バット殴打事件の現場① 2017年5月24日(水),この日14時からのミーティングで,野球やバスケットボールで公共物の破損や路上事故を避けるため,外遊びでは柔らかいボールしかしないように決めていました。 しかし,午後4時の外遊びの時間になると,も…

事件とその後の経過 (2)

2017年9月に入り,私どもから提出した労災書類の中に「救急車が呼ばれなかった」と記載していたことに対し,指定管理者からクレームが入ります。「救急車を呼ぶほどの状態ではなかった」と。受け入れられる話ではないので,私から反論文書を送りました。10…

事件とその後の経過 (1)

事件当日やその後の問題に関するポイントについては,今後のページを増やしながら詳しく書いていきますが,まずは事件以降の経過をざっと記しておきたいと思います。 2017年5月24日の午後5時,事件が起こります。他の少年を指導していた娘は,いきなり小2男…

なぜ,ブログを開設したのか

私の娘は,2017年5月24日夕方,神戸市内の児童館で,小2男児に背後からいきなりバットで殴られました。明らかに「故意」による行為,つまり犯罪です。少年法では「犯罪」とは呼ばず「触法」と呼ぶようですが,いずれにしても故意の暴力です。この児童の行…